サンクロンの原料は、新鮮なクマザサの生葉です。 サンクロン一本にクマザサを約300枚 使用しています。
各地で採取したクマザサを採ったその日に工場へ搬入する工程を1954年(昭和29年)の創業以来守り続けています。
クマザサの細胞壁を破壊して、添加物を一切加えることなく、原形質液を取り出しています。
健康づくりに不可欠なクロロフィル(葉緑素)を 血液同様のpH7.3~7.4に調節し、体に吸収しやすくしています。
・原形質液とは細胞の微細構造が知られていなかった時代に作られた言葉で、細胞の中にある「生きている」と考えられた物質のことです。
・具体的には、核と細胞質基質のこと。
・サンクロンは、植物の硬い細胞壁を取り除き、栄養素となる原形質液を取り出して製品にしています。
サンクロンは天然クマザサを原料とし、加水分解したクロロフィリンが主成分の液剤です。
クマザサの葉緑素の含有量は100gあたり274mgで、ホウレンソウの約2.4倍、パセリの約5.9倍と他の野菜と比べ多く含まれています。
このクロロフィルは採取すると分解してしまうのですが、サンクロンは天然クロロフィルの核となっているマグネシウムを銅に置換し、 安定した銅クロロフィリンナトリウム にしています。
サンクロンは安心して服用していただくために、 防腐剤・酸化防止剤は使用していません。
また溶液はやや粘性があり、抹茶のような渋みがあり笹団子のような香りがします。
◆口臭や体臭が気になる方
◆口内炎を繰り返し起こしやすい方
◆歯ぐきから出血する方
◆食欲がない方
◆食事が不規則な方
◆疲れがとれない方
荒れた胃の粘膜を修復・保護し抗菌作用の働きで胃腸内の雑菌の増殖を抑えます。
細胞修復作用によって胃腸の働きを助け、栄養物をしっかり吸収できるようにします。
すぐれた消臭作用で、口臭・体臭の除去に効果を発揮します。介護のときなどの臭気も緩和します。
抗菌作用を粘膜修復作用で歯ぐきの細胞を強化します。
抗菌作用と粘膜修復作用で口腔内の症状を改善します。
サンクロンは昭和29年に当時の厚生省より認証されて以来、長年愛される医薬品です。
開発者の医学博士・金子卯時雨はサンクロンを基礎薬と呼んでいたそうです。その言葉通り、食欲不振や疲労など日常生活で誰しも経験することに幅広く対応していることから、基礎的な健康増進にお勧めできます。
かつては医療用として多くの病院・医院で処方されてきたサンクロンですが、平成7年に一般用医薬品(町のくすり屋さんで買える薬)となりました。歴史あるサンクロンは山崎光夫著『日本の名薬』にも名を連ね、❝全く広告しないにも関わらず、液体と軟膏の二品だけで会社を維持してきた。❞₁と紹介されました。
₁山崎光夫『日本の名薬』文藝春秋,2004,p207
サンクロン軟膏の成分はサンクロン50%、親水軟膏50%。サンクロンと親水軟膏(軟膏の基材)だけ。
信州の高山地帯に自生するクマザサのクロロフィルを原料とした唯一の軟膏医薬品です。
サンクロン軟膏は皮膚になじみやすく、肌の弱い赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用できます。
◆床ずれでお悩みの方
◆耳だれがなかなか治らない方
◆赤ちゃんのおむつかぶれに
◆やけどや切り傷に
◆しもやけや手荒れに
サンクロン軟膏はサンクロンの効果を外用剤として生かした製品です。
肌の弱い赤ちゃんや女性にも安心しておすすめできます。クマザサの消炎・肉芽形成・除菌作用が傷の修復を助けます。
当店では熊笹を原料にしたサンクロン(クマザサ原形質液)、サンクロン軟膏を扱っています。お近くのドラッグストアや薬局ではあまり見かけないものだと思います。またインターネット通販でも販売しているお店もありますが頻繁にやり取りができないため説明が十分とは言えません。
当店では取り扱い商品を厳選することで、ひとつひとつの商品についてお客様にご納得いただけるよう詳しい説明をしています。商品についてわからないことがあれば遠慮なくお問い合わせください。